公益社団法人 化学工学会関西支部

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行事案内

セミナー「革新型蓄電池」

− エネルギー有効利用の基盤技術 〜蓄電池技術の最新動向 − 

PDF版プログラム
 [ 参加申込フォーム ]
主 催 化学工学会関西支部
協 賛 応用物理学会関西支部、火力原子力発電技術協会、近畿化学協会、触媒学会、石油学会、電気化学会、日本化学会近畿支部、日本機械学会関西支部、日本粉体工業技術協会、日本伝熱学会、粉体工学会、有機合成化学協会関西支部
 
蓄電池は、再生可能エネルギーの円滑な導入や電力需給構造の安定性強化に貢献し、CO2排出量の削減に繋がる電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド(PHEV)などの次世代自動車の普及に向けた核となるテクノロジーであり、今後、市場拡大が見込まれる成長産業の一つとして注目を集めております。本講演では、蓄電池技術に重要な材料の観点を主に、産官学の各分野の専門家により、最先端から実用段階にある技術を詳しくご紹介いただきます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
   
日 時 2017年 6月20日 (火) 10:30〜18:00
会 場 大阪科学技術センター7階700号室
(大阪市西区靱本町1-8-4、TEL 06-6443-5324)
<交通>大阪市営地下鉄「本町駅」25・28番出口より北へ徒歩約7分、靭公園北詰め.

http://www.ostec.or.jp/data/access.html
プログラム   
1) 高エネルギー密度電池構築のための金属多硫化物の開発(10:30〜11:30)
  (国研)産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域電池技術研究部門
次世代蓄電池研究グループ 上級主任研究員 栄部 比夏里 氏
  平成21年度から平成27年度までのRISING(革新型蓄電池)プロジェクトにおいて電動車両を普及させるために必要な500Wh/kgのエネルギー密度が見通せる革新型蓄電池の検討を行った。リチウム-硫黄電池は有望な電池系であるが、充放電途中に生成し電解液中に溶解する多硫化リチウムによる副反応が実用化の阻害要因となっていた。これを克服するため金属と硫黄を複合化し、多硫化リチウムの溶出抑制可能な新しい金属多硫化物を開発した。
   
2) 無機固体電解質を用いた全固体蓄電池(11:30〜12:30)
  大阪府立大学大学院工学研究科 物質・化学系専攻 応用化学分野 准教授 林  晃敏 氏
  安全性やエネルギー密度の観点から、無機固体電解質を用いた全固体蓄電池の開発が期待されている。全固体蓄電池の特性向上を図るためには、固体電解質の性能向上に加えて、電極活物質との固体界面をいかに構築するかが重要となる。本講演では、固体電解質の材料革新、電極−電解質固体界面の形成および解析手法について、最近の研究成果を概説する。
   
3) 大容量定置型蓄電池の歩みとNAS電池(13:30〜14:30)
   日本ガイシ(株)電力事業本部 営業企画部マネージャー 渥美  淳 氏
  太陽光、風力発電での余剰対策や変動吸収、マイクログリッドやスマートグリッドでの需給バランス調整など、大容量定置型蓄電池の用途が広がっている。これらの新しい技術と今後の展望について概観し、具体例としてNAS電池の事例を紹介する。
   
4) ハイパワー・長寿命なキャパシタとさらなる性能向上への技術(14:30〜15:30)
    関西大学化学生命工学部化学・物質工学科 教授 石川 正司 氏
  電気二重層型に代表される高性能キャパシタは、二次電池より高出力で長寿命という特徴を持つ。二次電池よりエネルギー密度は劣るが、一次電源との組み合わせでその強みが発揮できるケースも多い。本講演では エネルギー貯蔵用キャパシタ、ならびにリチウムイオンキャパシタ(LIC)の紹介と共に、さらなる性能向上のための電極材料技術、周辺技術について解説する。
   
 5) レドックスフロー電池の性能革新と第3世代型への展望(15:45〜16:45)
  大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻 教授 津島 将司 氏
  レドックスフロー電池は大規模電力貯蔵用蓄電池として期待されており、この5年間で電池性能が飛躍的に向上した。本稿では、性能革新の鍵である、従来の電極材料とセル構造から脱却した新たなアプローチについて解説する。その上で、さらなる性能向上に向けた新規電極材料と流路構造の設計手法についての展望を示し、国内外の研究開発動向についても紹介する。 
   
懇親交流会(ミキサー)(17:00〜18:00) 於:同所地下1階B101号室、参加無料
  ※講師・聴講者でアフターディスカッションを行いますので、お時間の許す限りご参加ください。
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定 員 70名(定員になり次第締切)
参加費 主催・協賛団体個人会員20,000円、主催・協賛団体法人会員23,000円、大学・公設機関10,000円、学生会員3,000円、会員外28,000円、会員外学生5,000円(何れもテキスト代、消費税含む) 
  ※主催・協賛団体の支部以外に所属の場合でも共催・協賛団体所属としてお取扱いします。
申込方法 [参加申込フォーム]に必要事項をご入力いただくか、またはE-mail等にて、標記行事名を題記し、(1)氏名、(2)勤務先・所属、(3)連絡先(住所、郵便・電話番号)、(4)会員資格、(5)送金方法(送金予定日)、(6)請求書の要否を明記のうえ、下記宛お申し込みください。
参加費の送金は、銀行振込(りそな銀行御堂筋支店普通預金 No.0405228 口座名義「公益社団法人化学工学会関西支部」)をご利用ください。
参加申込者には6月中旬に参加証を送付いたします。
問合・申込先 公益社団法人 化学工学会関西支部
〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センター6階
TEL: 06-6441-5531  FAX: 06-6443-6685  E-mail: apply(atmark)kansai-scej.org