公益社団法人 化学工学会関西支部

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行事案内

先端技術を支える単位操作シリーズ「蒸留技術の事例と最新動向」

− 最 適 設 計 と 生 産 性 向 上 の た め に −
PDF版プログラム
 [ 参加申込フォーム
 
主 催 化学工学会関西支部
協 賛 大阪工研協会、化学工学会分離プロセス部会、近畿化学協会、日本化学会近畿支部、分離技術会、有機合成化学協会関西支部
 
 本セミナーは「先端技術を支える単位操作」シリーズとして開催いたします。このシリーズでは単位操作についての基本原理から最新の学術的・技術的知見、また、産業界での取り組みなどを多面的な切り口で学ぶことができます。先端的な技術を開発するためには生産・製造を支える要素技術が不可欠であり、要素技術のイノベーションなくして新しいものづくり技術創出は成し得ません。特に化学工学の単位操作に立脚した生産技術は極めて重要な要素技術であり、日本の製造技術を支える基盤となっています。
 分離を目的とする「蒸留プロセス」においては、化学産業のうち約40%もの大量のエネルギーが消費されており、蒸留プロセスを担う「蒸留塔」の省エネルギー化は何年もの間、重要なテーマの一つとなっております。今回のセミナーでは省エネとトラブルシューティングに視点を置き、本分野にて最先端でご活躍されている方々にご講演頂きます。大阪ではこのようなセミナーはめったに開催されませんので、奮ってお申込みくださいますようお願い申し上げます。
   
日 時 2017年11月30日 (木)  10:00〜18:00
会 場 大阪科学技術センター 7階700号室
[大阪市西区仁本町1-8-4、TEL.06-6443-5324]
<交通>地下鉄四つ橋線「本町」駅25・28番出口より北へ徒歩約7分、うつぼ公園北詰.
http://www.ostec.or.jp/data/access.html
プログラム   
1. 【基調講演】 蒸留プロセスの基礎知識 (10:00〜11:00)
  名古屋工業大学大学院工学研究科 教授  森  秀樹 氏
  混合物の分離を考える際、蒸留操作の可能性の判断と装置設計のためには信頼できる気液平衡関係データとその推算が不可欠となる。また、蒸留プロセスの最適設計・既存プロセスの生産性向上の検討には,蒸留塔の操作特性の理解も必要となる。これらについて具体例を示しながら解説する。
   
2. 改良型Petlyuk蒸留プロセスの実用化−開発・設計・運転−(11:00〜11:45)
  (株)ダイセル 有機合成カンパニープロセス開発センター  轟  尚紀 氏
  (株)ダイセル・新井工場では、2014年1月に無水酢酸の高純度精製プロセスに省エネルギー技術・改良型Petlyuk蒸留プロセスを導入し、従来プロセスに比べ30%以上の省エネルギーを達成し、安定した運転を継続している。開発から設計、運転に至る検討内容について報告させて頂く。
   
3. トラブルシューティングでのプロセスシミュレーターの活用(13:00〜13:45)
  東洋エンジニアリング(株)技術本部プロセス技術部 若林 敏祐 氏
  蒸留のトラブル原因は多岐にわたるが、その原因を特定する際にプロセスシミュレーターを活用することは有用である。実際にシミュレーターを用いたトラブルシューティング例を紹介する。一方、シミュレーターを盲目的に利用することは危険であり、その注意点についても言及する。
   
4. HIDiCおよび共沸蒸留における省エネと汚れ対策(13:45〜14:30)
  関西化学機械製作(株) 特別顧問  片岡 邦夫 氏
  ソフトバイオマスのエタノール醗酵によるもろみ(バイオエタノール)の濃縮・脱水プロセスに圧縮機不要のCF-HIDiCと共沸蒸留を適用する技術開発のプロジェクト研究について省エネおよび汚れ対策の観点で講述する。
   
 5 リボイラ汚れの定量評価手法と展開及び適用事例紹介(14:30〜15:15)
  三菱ケミカル(株)生産技術部水島生産技術センター  桑原 卓也 氏
  蒸留塔の安定連続運転を阻害する要因の1つにリボイラの汚れがある。 汚れ評価は圧力損失や伝熱効率等の間接的指標によるものが一般的であるが、それらは同時にその他因子の影響も受ける。 ここでは汚れのみの直接数値化による定量評価の考え方と応用法、リボイラに適応した事例について紹介する。
   
 6. 蒸留塔のトラブル事例に基づく運転と設計(15:25〜16:10)
  日揮(株)プロセステクノロジー本部プロセスエンジニアリング第2部  稲垣 達也 氏
  蒸留は石油・化学プラントの分離プロセスを担う重要な単位操作であり、装置の操業条件を支配する設備でもある。従い,如何に未然にトラブルを防ぐかが重要な因子であり、過去知見に基づいた設計・運転指針策定は重要である。本講演では、過去に経験した蒸留塔の運転トラブルの事例を紹介し、その対策および運転、設計での対応方法を紹介する。
   
 7. 蒸留操作におけるトラブルと対応策(16:10〜16:55)
  HyChemTechno技術士事務所 所長  八木  宏 氏
  蒸留塔のトラブルは、初歩的な設計ミスや運転ミスに始まり、複合的な要因も重なって、能力がでない、分離性能が不十分、機械的な損失がある、運転が不安定、経時的に蒸留性能が変化するなど、様々なトラブルがある。講演では蒸留操作におけるいくつかのトラブル事例とその対応策について述べる。
   
  情報交換交流会(ミキサー)(17:00〜18:00) 於:同所地下1階B101号室、参加無料
−名刺交換、講師とのアフターディスカッション− 
   
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定員 60名(定員になり次第締切)
参加費 主催・協賛団体正会員19,000円、主催・協賛団体法人会員23,000円、大学・公設研究機関7,000円、学生3,000円、会員外学生5,000円、会員外37,000円 (何れもテキスト代、消費税含)
  ※主催・協賛団体の支部以外に所属の場合でも主催・協賛団体所属としてお取扱いします。
※会員外の方へ:化学工学会正会員にご入会されると、計24,500円 [正会員参加費:19,000円]+[H29年度下期(9月〜翌2月)年会費5,500円]となり、会員外参加費より安くご参加が可能です。詳しくは下記にお問い合わせ下さい。
申込方法 参加申込フォームに必要事項をご入力いただくか、またはE-mail等にて、標記行事名を題記し、(1)氏名、(2)勤務先・所属、(3)連絡先(住所、郵便・電話番号)、(4)会員資格、(5)送金方法(送金予定日)、(6)請求書要否を明記のうえ、下記宛お申し込み下さい。
参加費の送金は、銀行振込(りそな銀行御堂筋支店普通預金 No.0405228 口座名義「公益社団法人化学工学会関西支部」)をご利用ください。
参加申込者には11月中旬に参加証を送付いたします。
 申込先 公益社団法人 化学工学会関西支部
〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センター6階
TEL: 06-6441-5531  FAX: 06-6443-6685  E-mail: apply(atmark)kansai-scej.org