公益社団法人 化学工学会関西支部

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行事案内

セミナー

「スマートCO2リサイクル-CO2利用に困っていませんか-:講演&見学」

PDF版プログラム
 【参加申込フォーム
主 催 化学工学会関西支部
共 催 関西大学 環境都市工学部 エネルギー・環境工学科
 協 賛 エネルギー・資源学会、近畿化学協会、触媒学会、水素エネルギー協会、石油学会、
日本機械学会関西支部、日本エネルギー学会、日本化学会近畿支部、有機合成化学協会
関西支部
   

持続可能な社会を築くためにCO2排出削減が推進されるなか、回収されたCO2の有効利用が課題となっており、技術開発が重要になっています。本セミナーでは、CO2の各種有効利用に関する基礎研究の状況および普及するためのポイントである経済性について、ある程度のCO2の利用量が見込める「メタネーション」および「ドライリフォーミング」を例に最新の取り組みを紹介します。

   
日 時 2019年 5月31日(金) 10:00~18:00
会 場 関西大学梅田キャンパス 7階701号室
  [大阪市北区鶴野町1-5 電話06-4256-6410]
 <交通> 阪急「梅田駅」茶屋町側から徒歩5分、JR「大阪駅」から徒歩10分.
http://www.kansai-u.ac.jp/umeda/access/
プログラム    
1) 単結晶カプセル触媒を用いた二酸化炭素からのパラキシレンの直接合成(10:10~11:10)
   富山大学 工学部 物質生命システム工学科 教授  椿  範立 氏
  二酸化炭素転換の出口製品として、市場が大きくかつ単価の相対的に高いパラキシレンを定め、二酸化炭素と水素から、メタノール、ジメチルエーテル、軽質オレフィン、ベンゼンを通過し、直接パラキシレンまでの合成に世界初で成功した。なお、触媒の空間構造と酸点分布を精密制御し、熱力学的に有利なオルトキシレン、メタキシレンの副生を大幅に抑制できた。
      
2) 再生可能エネルギーからメタンを作る~メタネーション技術の方向性~ (11:10~12:00)
   日立造船(株) 機械事業本部 産業装置ビジネスユニット 顧問  熊谷 直和 氏
  脱炭素化社会実現のために、25年前からCO2の再エネ水素でメタンを合成し、循環利用するための研究開発を行ってきた。近年、CO2の循環利用において重要な技術として評価を受けるようになり、欧州でPtSNGという技術分野を生み出すまでに成長してきた。日本国内でもその重要性が再評価されるに至り、第5次エネルギー基本計画にもメタネーション技術開発が2030年までに取り組むべき技術課題に取り上げられた。これまでの技術開発の歴史や今後の展開について講演する。
   
 3) メタンのドライリフォーミングによる合成ガス製造 -炭素質析出による活性劣化挙動-(13:00~14:00)
    神戸大学 大学院工学研究科 応用化学専攻 教授  西山  覚 氏
  メタンのドライリフォーミング反応は、改質剤にCO2を用いるので、CO2を合成ガスに変換し再利用することが可能である。ただし反応雰囲気が水蒸気改質に比べて還元的になっているため、炭素質の蓄積がより進行し易い。本講演では、反応中の炭素蓄積挙動について解説し、主として生成する2種類の炭素質のうち活性劣化を引き起こしやすい炭素質について詳述する。また炭素質の生成機構についても議論する。
   
  4) 二酸化炭素を原料とする高効率合成ガス製造触媒 (CT-CO2AR®触媒)の紹介
(14:00~14:50)
   千代田化工建設(株) 技術開発部 プロセス開発セクション 主任  神田 剛紀 氏
  当社が開発した合成ガス製造触媒 (CT-CO2AR®触媒)は、従来触媒よりカーボン析出耐性に優れ、少ないCO2とスチームで合成ガスを製造することが可能である。これにより、幅広いH2/CO比の合成ガスを効率よく製造することができ、CO2排出量の削減に寄与することが可能である。また、通常プラントから大気放出されるCO2、あるいは天然ガス中にCO2を含有する低品位の天然ガスを原料として有効利用できるのもCT-CO2AR®触媒の大きな特徴の1つである。本講演ではCT-CO2AR®触媒の特徴を示した上で、本触媒を適用した場合の経済性向上効果および商業実績を紹介する。
   
5) 大阪ガス(株)酉島事業所 見学(15:00~17:00/貸切バスでの往復移動時間含む)
  [大阪市此花区酉島6-19-9] 
   
 情報交換交流会(ミキサー)(17:00~18:00) 於:関西大学梅田キャンパス内、参加無料
  -名刺交換、講師とのアフターディスカッション-
   
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申込締切 5月17日(金) ただし、定員(45名)になり次第締切
参加費 主催・協賛団体正会員19,000円、主催・協賛団体法人会員23,000円、学生会員3,000円、大学・公設機関7,000円、会員外学生5,000円、会員外37,000円(何れもテキスト代、消費税込)
申込方法 参加申込フォームよりお申込みください。
または、E-mail等で標記行事名を題記し、(1)受講者氏名、(2)勤務先・所属、(3)連絡先(住所、郵便・電話番号、E-mail)、(4)会員資格、(5)情報交換交流会(ミキサー)参加の有無、(6)送金方法(予定日)、(7)請求書の要否を明記のうえ、下記宛てにお申し込みください。参加費は銀行振込「りそな銀行御堂筋支店普通預金No.0405228 公益社団法人化学工学会関西支部 名義」をご利用ください。
  ※参加申込者には5月中旬にE-mailにて参加証を送付いたします。
※参加費は「主催・協賛団体の支部以外」にご所属の場合でも「主催・協賛団体」としてお取扱いいたします。
※会員外の方へ:化学工学会正会員に入会されると、30,000円([参加費19,000円]+[2019年度年会費(3月~翌2月)11,000円])での参加が可能です。詳しくは下記にお問い合わせください。
 申込先 公益社団法人 化学工学会関西支部
〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センター6階
TEL: 06-6441-5531  FAX: 06-6443-6685  E-mail: apply(atmark)kansai-scej.org