(10/16)セミナー「炭素循環型バイオ燃料の未来展望」

主催

化学工学会関西支部

協賛

近畿化学協会、日本化学会近畿支部、有機合成化学協会関西支部、日本分析化学会近畿支部ほか

脱炭素社会実現に向け、エネルギー・化学産業では炭素資源の在り方そのものが問い直されています。炭素循環型バイオ燃料は、バイオマスやCO₂を原料とし、燃料利用後も炭素を大気中で循環させることで、温室効果ガス排出の抑制と資源持続性の両立を目指す技術です。本講演会では、研究開発から実用化・事業化に至る最新動向を俯瞰し、技術革新が産業・社会にもたらすインパクトを紹介します。第一線で活躍する5名の講師による講演を通じ、研究開発の現状、将来のビジネス展開に向けた課題等を体系的に理解する機会を提供します。奮ってご参加ください。

日時

2026年 10月16日(金)13:00~18:00 ※オンライン参加者は13:00~15:20までの聴講となります。

開催形式

対面:大阪科学技術センター7701号室
[大阪市西区靭本町1-8-4 TEL.06-6443-5324]http://www.ostec.or.jp/access.html
<交通>OsakaMetro地下鉄四つ橋線「本町」駅25・28番出口より北へ徒歩約7分.

オンライン:ZOOMによるライブ配信

プログラム

 

  開会挨拶(13:00~13:05)
1)

1.我が国初となる国産SAF製造事業に見る脱炭素社会の展望(13:05-13:50)
日揮ホールディングス(株)エネルギーイノベーションユニット 部長代行
兼 合同会社サファイア スカイ エナジー 最高執行責任者COO 西村 勇毅氏

当社は2025年にコスモ石油(株)、(株)レボインターナショナルと共に我が国初となる国産SAFの実用化を達成し、国内各空港へSAF供給を継続している。国産SAF製造の技術的な紹介に加え、本事業が実現に至るまでの様々な課題、事業を開始して見えてきた脱炭素化社会実現の展望について意見を述べる。

2)

ちとせグループが進める微細藻類を利用した産業のバイオ化(13:50-14:35)
(株)ちとせ研究所 Tech&Biz Development Div.・Senior Manager 吉村 淳氏

微細藻類による炭素循環と産業活用への期待が高まっている。本講演では、ちとせグループが挑む藻類基盤の巨大な新産業構築について、最新の技術開発と実用化への課題を紐解く。社会実装を見据えた効率的生産プロセスの確立から産業構築につながる活用事例の紹介。光合成起点で「炭素循環」をどう実現するか。バイオが拓く次世代炭素循環の可能性を伝え、社会実装に向けた課題を共に考える。 

3)

未利用バイオマス由来のバイオ燃料の低エネルギー製造技術とその利用展開(14:35-15:20)
大阪公立大学大学院工学研究科 航空宇宙海洋系専攻 講師 小川 秦一郎氏

近年、脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの導入が強く求められている。一方で、農業残渣や未利用植物資源の多くは十分に活用されず、焼却や廃棄によりCO2やメタン排出の要因となっている。本講演では、本学で取り組んでいる規格外ココナッツ、稲わらなどの未利用バイオマスを原料とした低エネルギー型バイオ燃料の製造技術とその利用展開について紹介する。

4)

Nature Positiveで自国増産可能なバイオマスの活用とそのカーボンニュートラル戦略への挑戦(15:30-16:15)<対面参加者のみ聴講可>
京都大学成長戦略本部 特任教授 植田 充美氏

陸上界の生物を凌駕する自国産で増殖可能な海洋大型藻類の特徴とそのバイオマス資源としての有用性を解説するとともに、自国産触媒によるバイオ燃料への変換など現在取り組んでいるNEDOムーンショット事業について紹介する。

5)

王子ホールディングスの木質バイオマスとその活用戦略(16:15-17:00)<対面参加者のみ聴講可>
王子ホールディングス(株)CIO 常務執行役員 イノベーション推進本部長 奥谷 岳人氏

王子ホールディングスによる木質バイオマスの活用戦略として、紙の歴史、王子ホールディングスのサステナブルな「王子の森」、優位性などに触れた上で、木質バイオマスを原料としたバイオものづくりの具体的な開発案件について講演する。

  閉会挨拶(17:00~17:10)
6) 名刺交換会(17:10-18:00)

 

申込締切

10月9日(金) ただし、定員(対面50名、オンライン90名)になり次第締切

参加費

主催・協賛団体個人正会員:19,000円、主催・協賛団体所属法人会員:23,000円、大学・公設機関:7,000円、学生会員:3,000円、会員外学生:5,000円、会員外:37,000円(何れもテキスト代・消費税込)

・主催・協賛団体の他支部に所属の場合でも主催・協賛団体所属会員としてお取り扱いします。
・会員外の方へ:化学工学会正会員に入会されると個人正会員価格にてご参加いただけます。参加費とは別に正会員年会費《年会費(3月~翌2月分)11,000円》が必要です。詳しくは下記にお問い合わせください。

申込方法

Web上の『参加申込フォーム』よりお申込みください。
参加費は、銀行振込[りそな銀行御堂筋支店 普通預金No.0405228 名義 公益社団法人化学工学会関西支部]をご利用ください。 振込手数料はご負担ください。

注意事項

・オンライン配信ツールは「Zoom」を利用します。必要な機材、設備等は各自でご準備ください。
・参加申込をされた方には10月上旬にE-mailにてZoomの接続情報や会場地図等をご連絡します。

問合先

  公益社団法人 化学工学会関西支部
  〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センター6階
  TEL:06-6441-5531 FAX:06-6443-6685 E-mail:apply(atmark)kansai-scej.org