(12/16)化学工学イノベーション研究会第30回研究会~関西大学イノベーション創生センター&エネルギー環境・化学工学科での講演と見学~
主催
化学工学会関西支部 化学工学 イノベーション研究会
本研究会は、大学をはじめとする研究機関を訪問し、化学工学に関連する最先端の研究について研究担当者からの講演や施設見学を通じて、研究の最新の動向を把握することを目的に発足しました。年に数回程度の割合で順次、ユニークな研究を実施している研究機関の訪問を計画しております。
第30回は関西地区での金属有機構造体(MOF)の基礎や応用研究の事例をご紹介いただくとともに、関西大学のイノベーション創生センターや環境都市工学部エネルギー環境・化学工学科の研究室を見学させていただきます。以下の要領で開催いたしますので、業務ご繁忙のことと存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加賜りますようお願い申し上げます。
日時
2026(令和8)年12月16日(水) 13:00~
会場
関西大学千里山キャンパス イノベーション創生センター2階 T-space2・3(205・206室)
〔大阪府吹田市山手町3丁目3番35号、阪急電鉄千里線「関大前」下車、徒歩10分〕
アクセスマップ:https://www.kansai-u.ac.jp/ja/about/campus/
キャンパスマップ:https://www.kansai-u.ac.jp/renkei/accessmap.html
プログラム
| 13:00 | 開会挨拶 |
| 13:05~13:45 | 1. 新規半導体MOFの開発と特性評価 関西学院大学理学部化学科 教授 田中 大輔氏 従来報告されてきたMOFは、そのほとんどが電気を流さない絶縁体とみなされてきた。我々はチオールを配位子として用いることで、半導体特性を示す新規MOFを開発することに成功してきた。本講演では、我々が開発した半導体MOFの合成法開拓と、その光半導体特性を報告する。 |
| 13:45~14:25 | 2. 化学工学アプローチが拓くMOFの未来:核生成の理解から階層的成形化まで 京都大学大学院工学研究科化学理工学専攻 准教授 渡邉 哲氏 MOFは多孔性の結晶性材料であるが、微粒子としての側面も併せ持ち、粒子サイズやサイズ分布が、その吸着特性や構造変化挙動に大きな影響を与える。本講演では、MOF微粒子合成における核生成過程を放射光X線解析と分子シミュレーションの両面から紐解き、その理解に立脚した単分散化、さらには合成した微粒子を集積することによる階層構造化について紹介する。 |
| 14:35~15:15 | 3. 金属-有機構造体(MOF)のドラッグキャリア応用へ向けた実験とシミュレーションによる検討 大阪公立大学大学院工学研究科物質化学生命系専攻 准教授 大崎 修司 氏 金属-有機構造体(MOF)は、その多孔性から新規薬物キャリアとして期待されている。本講演では、MOFへの薬物包接における溶媒の影響の評価や、CMC-GCMC法を用いた液相吸着シミュレーションによる薬物内包メカニズムの解明など、実験と計算科学の双方からの最新の取り組みについて紹介する。 |
| 15:15–15:55 | 4. ゼオライト様MOFとMOF様ゼオライトー構造変化を利用した分離材料設計ー 関西大学環境都市工学部エネルギー環境・化学工学科 教授 田中 俊輔氏 多孔質材料の高機能化には、細孔構造だけでなく構造変化を積極的に利用する視点が重要になりつつある。本講演では、ゼオライト様MOFの状態遷移を利用した分離膜創製と、MOF様ゼオライトにおけるゲート吸着機構を紹介し、構造変化を利用する分離材料設計の考え方について議論する。 |
| 16:05~16:50 | 5. 研究室見学 ・イノベーション創生センター プロセスデザイン研究室(特別任命教授 山本 秀樹氏) ・グリーンプロセス研究室(教授 荒木 貞夫氏) ・ナノ粒子工学研究室(准教授 木下 卓也氏) ・分離システム工学研究室(教授 田中 俊輔氏) |
| 17:05~19:00 | 懇親会 於: 関西大学近辺 |
申込締切
12月3日(木)
参加費
参加費:3,000円、懇親会参加費:3,000円(何れも当日お支払いください)
参加資格
原則、化学工学会関西支部所属(法人/正)会員であればご参加可能です。
申込方法
『参加申し込みフォーム』よりお申込みください。
※参加証は送付しませんので、直接会場にお越しください。
※ご欠席の場合でも次回以降の案内を希望される方は、通信欄にてその旨をお知らせください。
申込先
〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センター6階
公益社団法人 化学工学会関西支部
TEL:06-6441-5531 FAX:06-6443-6685
E-mail: apply(atmark)kansai-scej.org