支部長挨拶(H23・24年度)

支部活動に対するご理解とご支援のお願い

このたびの東日本大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

平成23・24年度、化学工学会 関西支部長を務めさせていただきます大阪大学の田谷でございます。私が関西支部に参画させていただきますのは、平成3・4年度の常任幹事、平成21・22年度の副支部長を含め、今期で3度目となります。関西支部の活動に参加して常に感じておりますことは、産側と学側の委員が一体となって支部の運営と活動を盛りたて、かつ非常にアットホームな雰囲気(仲間意識的な輪)を作り出しているということです。これは、昭和30年の創立以来、脈々と受け継がれてきた関西支部の伝統であり、私はこの伝統を大切にしながら、次のような活動に注力してゆきたいと考えております。

・会員の皆様へのサービスの充実
会員の皆様の要望に適ったセミナー、講座、フォーラム等の企画、特徴ある工場・施設の見学などを通じ、皆様への情報提供とサービス向上を図りたいと思います。
・「集い」の場の提供
ケミカルエンジニアの名の下、会員の皆様が、年代を超え職種を超えて集い、語り合える場をつくりたいと思います。「CES21」や「学生の会」の皆さんにもご協力をいただければ幸いです。
・情報発信
化学工学の必要性、重要性を一般の方々や中高生にも理解していただくような啓発活動を通じ、将来のケミカルエンジニアの芽を育みたいと考えております。
関西支部は支部会員の皆様のための組織です。関西支部をさらに発展させ、より広く、より有効に活用できる交流の場となるよう、微力ながらお役に立ちたいと思います。会員の皆様におかれましても、支部活動への積極的なご参加と、活動に対する忌憚のないご意見をいただきますようお願い申し上げます。

公益社団法人化学工学会 関西支部長 田谷 正仁
(大阪大学 大学院基礎工学研究科 教授)