支部長挨拶(H25・26年度)

支部活動に対するご理解とご支援のお願い

「絆」と「交流」

化学工学会関西支部のホームページにお立ち寄りいただき、誠に有難うございます。この度、平成25・26年度の関西支部長を仰せつかっております、(株)カネカの鷲見(すみ)でございます。関西支部を代表しまして、一言ご挨拶申し上げます。

 化学工学会関西支部は昭和30年に開設され、今年で設立58年を迎えました。歴史ある支部長に就任し、伝統の重みも感じつつ、新たな取り組みにもチャレンジする精神も必要であると感じております。関西支部の活動では、まず、産学における関西支部会員の「絆」を大切にすると共に、化学工学会本部、他の支部、部会や他の学会・協会との「交流」も大切にし、活動の幅を広げることができればと考えております。

 最近の活動としては、研究機関を訪問し、最新の研究内容を知る化学工学イノベーション研究会や新規プラント・プロセスの現場を訪問する研究会が継続的に運営されていること、環境&資源エネルギー研究会、開発型企業連携研究会、工業化研究会等の研究会活動も活発に行い、会員皆様の交流の場となっております。また、時代の先頭を走るテーマについて最新動向の紹介や教育的な「セミナー」企画、企業技術者に生涯教育の場を提供する 「実践化学工学講座」、産学の若手ケミカルエンジニアが自律的に交流する 「CES21」、大学シーズを紹介する技術シーズフォーラムの開催、及び海外の化学工学会との交流も広げています。さらに、変化の先頭に立つべく緊急企画セミナーなどの開催を通じて会員の皆様により良いサービスを提供していく所存でございます。

 化学工学会関西支部は、化学工学に関連した技術的な興味・知的好奇心を基盤として、会員の「絆」と「交流」を深め、共通する話題や技術動向を掴むための場を提供しております。若い技術者、研究者の方々も積極的に集っていただき、外部交流の場としてご活用いただければ幸いに存じます。是非、一度、化学工学会関西支部のセミナー・研究会等に集い、外部ネットワークを広げていただきたく、また、自己研鑽の場として、自らを成長させる場としてご活用されることを期待しております。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

公益社団法人化学工学会 関西支部長 鷲見 泰弘
(株式会社 カネカ 執行役員 R&D企画部長)